漫画の蟲

漫画好きによる読みたい漫画が迷った時の紹介所 ~アニメ化やラノベなどの漫画が関係するものから雑談まで色々と~

2015年05月

起動帝国オービタリア(01) [ 大井昌和 ]
起動帝国オービタリア(01) [ 大井昌和 ]

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「起動帝国オービタリア 第1巻~
漫画/大井昌和
出版社/少年画報社 2013/07/13」

2015/05/31現在 既刊4巻完結済み
        過去編「ストーリーズ~巨人街の少年~」既刊1巻

過去編についてはこちらで紹介しています。

子供たちは自分の住んでいる場所を一切教えてもらえず、それを疑問に思わず成長していく。
メカオタクの主人公は自作ロボットを作り優秀な幼馴染達に認めてもらおうと必死にあがいていく。
しかし何度も教室を爆破し部活は無期限活動停止に(笑)
ゴミ捨て場を利用し試行錯誤を繰り返し、卒業前にやっと動かせるロボットの作成に成功する。
そして学園の卒業を迎えるが、それは地獄への片道キップだった。
成績落第者の烙印を押されていた主人公は有毒ガスの発生している下層へ送られるはずだったが主人公はある日出会った少女からもらった石を使いそこから逃げ出していく。

逃げ出した先そこで少年は大人たちが教えてくれなかった真実を目の当たりにすることとなる。
自分達が成長してきた場所が「どこ」なのか、それが「なんだったのか」を知り、少女から託された「石」がなんであるのかを知る。
「それ」を起動させた事ですべてが始まった。
しかしそれは他国より忌み嫌われた帝国の再始動でもあったのだ。
再び動き出した帝国、新しい運命は廻りだす。

あなたもメカオタクと呼ばれた少年の激しく廻りはじめた運命を見守ってみてはいかがでしょうか?

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ヴィンランド・サガ(1) [ 幸村誠 ]
ヴィンランド・サガ(1) [ 幸村誠 ]

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「ヴィンランド・サガ 第1巻~
漫画/幸村誠
出版社/講談社 2006/08/23」

2015/05/29現在 既刊15巻 スピンオフ作品有り
 もうそろそろ16巻が出そうな気配があるのでご紹介
2017/04/01現在 既刊18巻(19巻発売日は2017/04/21) スピンオフ既刊3巻完結済み

こちらの作品はヴァイキングの歴史物語となっております。
ヴァイキングと聞くとバーサーカー(狂戦士)のイメージが強いですが、この作品でもそれは違わず勇猛果敢な男たちの活躍が多く描かれています。
主人公の父親は戦を嫌う珍しい部類の人物として描かれていますが、戦での戦果こそが男の華といった時代背景があるため、幼少期の主人公はずっとそんな父親に反発し続けます。
自分の責任で父を失うことになってしまい、それからずっと父の敵を倒すため敵と行動を共にすることになります。
戦場に幼少より身を置き、その戦のセンスを開化させていく中、父の過去を知る人物たちとの遭遇。
父の過去に触れるほど主人公は混乱し、戦に意味を求めるようになっていきます。
戦での活躍もあり国王の側近にもなりますが意味を求め続けた結果ヴァイキングの長ともいう国王に剣を向けることに・・・。
大きな事件ともいうべき国王襲撃。それを機に主人公の考え方は変わっていきます。
青年期には奴隷にまで身分を落としますが、悟った男の格好良さがにじみ出るしぶいキャラへと成長していきます。
単行本の出る期間がランダムな為すごくヤキモキさせられると思いますが、これから更に面白くなっていく作品だと思います。

あなたも無骨なヴァイキングたちの物語に心躍らせてみてはいかがでしょうか?

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宝石の国(1) [ 市川春子 ]
宝石の国(1) [ 市川春子 ]

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「宝石の国 第1巻~
漫画/市川春子
出版社/講談社 2013/07/23」

2015/05/27現在 既刊4巻 1巻発売を記念してフルアニメーションPV公開
2017/04/01現在 既刊6巻

この作品はカバーがホログラム仕様になっているので結構綺麗です。
すごく慣れが必要な漫画です(笑)
表紙ではカラーになっているのでキャラがわかりやすいのですが、中身は白黒なのでどれが主人公でどれが登場人物なのかが わ か ら な い 
3、4巻あたりからはもう慣れてくるのと主人公に特徴が出てくるのでわかりやすいのですが1、2巻あたりでは非常にわかりにくいと思います。

1、2巻あたりで買うのをやめようかと思いましたが、未だに購入している理由としては純粋にストーリーが似通った物がないので楽しめるというのと、作者さんのヒキがうまいので続きが気になるんですよね。

内容としては宝石が擬人化されており、宝石の強度によって生活のしやすさ、しにくさが分かれてきます。
時たま宝石達を誘拐しにくる空からの来訪者と戦うことになるのですが、強度の差により出来ることが限られるため「強くてもろくて美しい、戦う宝石たちの物語」というキャッチコピーが付いています。
時にはなめくじ?に飲まれ融合し、時にはもろく崩れた身体を金属で補ってみたりと宝石たちの強くてもろい儚さが描かれています。

あなたもこの不思議な世界観を持つ宝石たちの世界に引き込まれてみてはいかがでしょうか?

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俺と蛙さんの異世界放浪記(1) [ くずもち ]
俺と蛙さんの異世界放浪記(1) [ くずもち ]

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「俺と蛙さんの異世界放浪記 第1巻~
原作/くずもち 漫画/笠
出版社/アルファポリス 2014/12/24」

2015/05/26現在 原作既刊7巻 コミック既刊1巻
2015/09/25現在 Web漫画休載中
2017/04/01現在 原作既刊10巻完結済み コミック既刊2巻 Web漫画更新も再開済み

こちらはネット投稿サイト「小説家になろう」様に原作が投稿されておりました作品のコミカライズになります。なろうのダイジェスト化禁止に伴い移管。ちなみに現在なろうでは他の作品は公開されています。

この漫画は全体的に柔らかいタッチで描かれているのでゆったりとした感じで読むことができると思います。
脱力系ファンタジーがうたい文句なのでちょうどいい感じです。
物語は学生をしている主人公が別世界の大魔法使いの命をかけた魔法によりその別世界へ拉致されるところから始まります
拉致された理由は「魔力の素質があるから!」
一般魔法使いの能力値が1とすると主人公は800万超えという化け物レベル
もはや突っ込みどころしかないです(笑)
そのいかれた魔力を使ってまず行ったことは拉致した張本人の死者蘇生!
しかも蛙の姿で蘇生するという悪魔の所業(笑)
ですが、悪意があるわけでなく天然でやってます
すっとぼけた主人公と蛙にされた魔法使いは新天地を求めて旅をしますが、やりたい放題な主人公に呆れるばかり。
冒頭にも書きましたが、柔らかいタッチで描かれているからこそ許されるのだと思います。
私はこのストーリーと漫画家さんとの相性がすごくいいと思いますし、だから特に気に入ってます
これからが非常に楽しみな作品の一つですのでぜひ手に取ってみてください。

あなたもふんわりとした新しい魔法の世界に訪れてみてはいかがでしょうか?

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物語の中の人(1) [ 黒百合姫 ]
物語の中の人(1) [ 黒百合姫 ]

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「物語の中の人 第1巻~
原作/田中二十三 漫画/黒百合姫
出版社/アルファポリス 2015/05/26」

2015/05/25現在 原作既刊3巻 コミック既刊1巻
 コミックが発売されたばかりの作品になります
 発売日より記事が早いのは地域や書店により出される日が違うせいですかね。
2017/04/01現在 コミック既刊3巻

こちらはネット投稿サイト「小説家になろう」様に原作が投稿されておりました作品のコミカライズになります。
2017/04追記:残念ながら、2013/11/02以降原作者田中23号様の更新が止まり、なろうのダイジェスト化禁止により移管も無く原作自体が削除され、更新などはもうほぼ望めない形になってしまっています。なろうには他の作品も投稿されていましたが、そちらも更新停止中。
 原作を読んでいない為、現在小説のストック分をコミカライズしている状態なのか、新たに小説よりも進めた状態をコミカライズしているかはわかりませんが、未完完結状態のままの作品を続けるというのは難しいのではないかと思います。(某超越した道のようにWebの更新が止まっていても出版小説の内容がWebと全く同じではなく刊行しつづけられるという作品もありますが・・・)
また、同出版社より出ているコミカライズ作品で原作が既刊2巻の物はコミック3巻で未完完結状態で完結となった作品があるだけに心配です

こちらの漫画は物語として語り継がれる魔法使いが実在し、その主人公のチートっぷりに振り回されるという感じの作品です
200年ほど引きこもって魔道書を読みふけっていた主人公はふとしたきっかけで追われていた女性を助けます。
その助けた女性は魔法学校へ通うお嬢様
物語にまでされた生粋の魔法オタクな主人公が魔法をもっともっと知りたいという欲求から変身魔法を使って魔法学校へ潜入します(笑)
ラノベ発祥ということもあり、ストーリー性がしっかりしているので安定した読み応えのある作品になっています。上記追記の通り原作が未完完結状態となってしまっているため、コミックも打ち切りの可能性があることだけは知っておいた方がいいかもしれません。

あなたもチート魔法使いとその周りの魔法使い達の成長を見守ってみてはいかがでしょうか?

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